【令和元年】精神性のリーダーシップへ

令和元年おめでとうございます!
新たな元号の時代、どんなイメージをお持ちですか?
万葉集「梅花の歌」より引用され、「明日への希望と共に、日本人1人ひとりが大きな花を咲かせる」との意味が込められたそうですが、
この時代をいかにして生きたいか、元号の二字に「個人の意志」を重ねるのもよいと思います。
「令」と聞いて、多くの方が「命令の令」を連想したのではないでしょうか。
「令」に「和」、、、
私が直観的に受け取ったのは
「精神性によるリーダーシップ」という意味付けでした。
リーダーシップはこれまで、
◆ピラミッド型、絶対服従
で成り立ってきましたが、
これからは
◆円型、調和と思いやり
をベースにしてゆくということです。
平成は、日本にとって戦争のない、元号の通り平和な時代と成りました。
東日本大震災では抱えきれないほどの悲しみを背負ったけれど、混乱の中でも争わず、譲り合う精神性は、世界でも高く評価されました。
日本ほど、「精神性によるリーダーシップ」を体現できる国はないのです。
天皇制が始まる以前の縄文時代にさかのぼれば、
日本には高度な精神文化を気付いた人々が暮らしていて
数千年にわたってまったく争いがありませんでした。
しかも、言語の研究によって
当時の日本が世界交流の中心地であったことも
わかってきているそうです。
まさに、「精神性によるリーダーシップ」が存在していたのです。
では、どうしたら「精神性によるリーダーシップ」を発揮できるでしょう。
「精神性」ですから、権力者ではなく、私たち一人ひとりがボトムアップで取り組んでいくのは明らかですね。
「令」を「れい」という音魂ととらえれば、
同音異字がヒントになるように思います。
【霊】
スピリット。すべてに命が宿るとする、アニミズムの思想。
命は空間も時間も越えてつながっています。
↓
【礼】
感謝。「霊」に気付けばおのずと頭を垂れたくなります。
↓
【零】
0。私たちは精神性の時代のひな形となります。
まっさらなところに純度の高い「礼」を。
↓
【例】
見本。「零」のひな形が広がっていきます。
とすると、【霊】で「生命の奇跡」にどこまで気付けるかが、まずは大切なのではないでしょうか。
今はあり方の純度を高める時期なので、結果が出ないからと嘆く必要はありませんね。
あり方・やり方の試行錯誤を繰り返すのみです。
水面下で磨いている私たちのあり方が、この先1000年の世界を決めるのですから!
さて、新元号にどんな意志を重ねられたでしょうか、、、(^^♪