アートで内なる声を聴く(ソウルアートワークショップより)
私たちは
計画通りにやるとか
教えの通りにやることを
学校で 社会で
うんと学んできました
けれども
予想しえないことが起こったり
答えのない問いが立ちはだかったり
人生はそのようなことの方が
多いくらいです
でもね
私たちにはそういった中でも
道を見出す力を
持って生まれてきたと思います
昨日はみんなで絵を描く会を
ひらきました
ソウルアートワークショップと
呼んでいます
心もとないくらい
あっさりとした案内ののち
いきなり筆をとることになった
参加者のみなさん
とまどいの表情もありましたが
それも一瞬のこと
色使いも
筆のストロークも
みんなまったく違うものになるのは
外側からは変えようのない
一人ひとり固有の周波数のそんざいを
証明してくれているように感じました
脳裏に立ち上がるイメージを
絵筆で落とし込めなかったと
悔やむお言葉もありました
お気持ちわかります
建物のようすを
2次元の図面で表せば
3次元の情報は失われます
ましてや
4次元、5次元、
それ以上の高次元の情報を
2次元で表そうとするのですから
ときに限界を感じます
けれども
分かち合いのエピソードから
私たち一人ひとりの脳裏にもまた
豊かなイメージが広がりました
本質は
絵でも言葉でも
表現しきれません
ですが
その一端を表現することで
だれかがその人自身の本質に
つながることができるなら
自分では力不足を感じるような
絵でも言葉でも
表してみる価値があるように
思うのです
思いがけず広がってしまった色を活かしたり
絵が自分の気持ちを語ったり
紙が「ここに色がほしい」とうったえるのが
聴こえた気がしたり
アートと、自分と、
対話するよう描くうちに
「瞑想しているように無心になった」と
みなさん口々におっしゃいました
すっきりとした表情ですね!
ご参加いただいた方の声